2022年9月19日 敬老の日イベント
9月19日は、恒例となりました敬老の日イベント「カラオケ大会」です。
9月に入り5名の出場者の募集を開始して2日目、早くも応募がありました。
その方を先頭に昨年出場した方の推薦で今年初めて出場される方、毎週火曜日、金曜日施設のカラオケルームで練習を熱心に行っている方、他の入居者様から是非歌って欲しいと促され出場を決めてくれた方など、募集を上回る6名の方の参加が決まりました。
観客は30名。出場を決めた時から緊張してしまいそうな大舞台です。
一番上手に歌える歌はどれだろう?思い出の歌がいいかな?難しい歌だから失敗しないかな?と本番2日前まで皆さん選曲に力が入っていました。
さて、本番の日がやってきました!
緊張しているのは司会の職員だけかなと?と思わせるくらい皆さん堂々としています。
先陣を切ってくれたのは、民謡が大好きな方が歌う『秋田音頭』です。
歌に出てくる「ハタハタ」や「唐傘」の写真を持参して紹介しながらアカペラで熱唱していただきました。
2番の方が歌うのは、森進一の『えりも岬』。作詞 西本おさみ、作曲 吉田拓郎です。
昭和49年1月に発売されて以来、未だ人気も衰えず現在まで歌い継がれている名曲、甘い声で情熱豊かに歌っていただきました。
3番目の歌は『長崎の鐘』。作詞家のサトウハチロー、作曲家の古関裕而。
初めての出場で緊張していたそうですが、プロ顔負けの歌声で素晴らしかったです。
4番目に歌って頂いたのは『信州信濃のお母さん』。いくつになっても、子供の頃に「お母さん」と思い切り呼ぶことができる大切な歌だと、ご本人がおっしゃっていました。
今日も入居者様の前で「お母さん~」と思いっきり叫んでいただきました。
皆さん、今年は花火を見る事はできましたか?
5番目に歌って頂いた『隅田川』は、今年も花火を見る事が出来なかった入居者様に、せめて歌を聞きながら思い浮かべて欲しいという思いで選んでくれた1曲です。
そして、いよいよ大トリの登場です。
歌う曲は『岸壁の母』。帰って来ない子供を待ち続ける強い母の歌にピッタリな水色の着物にオレンジの帯締め、キリッとした姿で歌い上げていただきました。
1曲ごと大きな拍手が湧き、台風のことも忘れさせてくれるような楽しい時間はあっという間に過ぎ、閉会の時間になります。
出場者の方には記念品、入居者の皆様には気持ちばかりのお菓子を、夜にはレストランで祝い善を用意してお楽しみいただきました。
これからもカラオケルームで練習を重ねて、カラオケ大会が開催できますように、入居者様とこのブログを最後まで見てくださった皆様の、末永いご健康とご多幸をお祈りいたします。